最近パッションフルーツに夢中です。
今までパッションフルーツって、そんなに手をかけなくても食べる分には不自由しないぐらい実るので、何もせず育てていたのですが、やっぱ頑張るところは頑張らないとちゃんとした実はつけられないなって事で、今更ながらにいろいろと勉強中です(^^;
沖縄で栽培されているパッションフルーツの品種は代表的なところで言うと
【ムラサキ系】
●在来種(ムラサキクダモノトケイソウ)
●サマークイーン
●ルビースター
●台農1号(紫100g玉)
●サニーシャイン
●キングルビー
【キイロ系】
●キイロクダモノトケイソウ
●ゴールデンジャイアント
のようです。
実際には実生の交雑種もあるので、これに当てはまらない物も結構出回っていると思われます。
それぞれの特徴を調べてまとめると。
●在来種(ムラサキクダモノトケイソウ)
・果皮は赤紫色
・果肉黄色
・球形~楕円形(40~60g)
・耐寒性はあるが、暑さには弱い
・自家結実性あり
・立枯病が発生しやすい
・早朝から開花
・種子は黒色
●サマークイーン
・果皮は濃赤紫色
・果肉オレンジ色
・楕円形(60~100g)
・断面は円系
・自家結実性あり
・10時頃~夕方に開花
・上から見た形状は円形
・酸味が弱く甘みが強い
●ルビースター
・楕円形(60~100g)
・上から見た形状は丸みを帯びた三角形
・果皮は赤紫色
・サマークイーンに比べると酸味はやや高いが香りが強い
・台農1号からの選抜種と考えられている
●台農1号(紫100g玉)
・果皮は赤紫色
・楕円形(60~100g)
・上から見た形状は丸みを帯びた三角形
●サニーシャイン
・果皮は艶があり赤紫色
・果肉黄色
・球形(60~100g)
・上から見た形状は円形
・高温期でも結実しやすく着色良好
・収穫直後でも果実酸度が低い
・午後に開花
・サマークイーンに比べて収穫までの日数が少し長い(10~15日)
・アルカリ性土壌では生育不良になる
・巻きひげがやや赤紫色を帯びる
●キングルビー
・果皮は光沢があり赤紫色
・楕円形(150~200g)
・酸度が高い(4%~5%)
・自家結実性なし
●キイロクダモノトケイソウ
・果皮は黄色
・楕円形(60~100g)
・耐寒性が低く、暑さに強い
・ウイルスやフザリウムに耐性があり立枯病に強い
・自家結実性低い
・11時頃から夜半にかけて開花
・種子は褐色
●ゴールデンジャイアント
・果皮が黄色の大実系品種
・自家結実性なし
さっそく産直市場へ行って、いろいろなパッションフルーツをかき集めてきました!
こうして見ると、だいぶ違いますね
1個づつ見てみましょう
これはたぶんキイロクダモノトケイソウですね
気になる糖度は
まぁキイロだしこんなもんかな?
お次はこちら
色艶も良くて実も大きいです。高級パッションって感じですね。
200g近いので大玉品種と言えるんじゃないでしょうか。
上から見た感じは円形ですね。
糖度は15度でした。
次はこちら
球形ですね。
形的には球形で艶もあってサニーシャインなのかな?って思ったりするのですが、糖度がイマイチです。皮も少し厚い感じもしますね。
お次です
この二つは同じ袋に入っていたので多分同じものだと思われます。
個人的にはこれが一番美味しそうに見えます。
黒い=甘い。そんなイメージです(笑)
果肉はちょっとオレンジっぽいです
丸みを帯びた三角形なので、ルビースターか台農1号のような気がします。しかしこの2種の見分け方がよくわかりません・・・
糖度は15.9度。黒い方よりも赤い実の方が糖度が高かったのが意外でした。
最後にこちら
こいつはデカいです!
253gもありました!
もう少し置いたらもっと黄色に色づきそうな気もします。
他のに比べると大きさの割に加食部分が少ないですね。
糖度は11.6度。一番低いです。生食用というよりは加工用ですね。
全部を並べるとこんな感じ。真ん中でかい!
別々で見ればあまり気にもしないのですが、比べるとだいぶ果肉の色が違いますね
食べ比べしてみた感想としては、全体的にいつも畑で収穫して食べている物よりはあまり甘くない印象でした。
この中で言うとルビースターっぽいのが、一番甘くて香りもあって美味しかったです。黄色や大実の物は酸味が強いのでジュースにしたほうが良いですね。
しばらくパッションフルーツのシーズンは続くので、また探しに行こうと思います。
でもパッションフルーツ1袋がいっぱい入ってて結構高いんですよね・・・( ノД`)シクシク…
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