さてさて今日はバナナ好きとしては
いつかは触れねばならないかなと思っていた
「もんげーバナナ」についてちょっと書こうと思います。
もんげーバナナとは岡山県のD&Tファームというところが開発されたバナナで
「凍結解凍覚醒法」という、苗を約180日間かけてマイナス60度までゆっくり冷却し、
人工的に苗に氷河期を体験させることで植物本来の遺伝子のチカラを覚醒させ、
耐寒性が向上し零下でもバナナが育つことを可能にしたばかりか病害虫耐性も高まて無農薬栽培もできるようになった。
というバナナです。
<参考サイト>
寒さに強い「もんげー」バナナ 「氷河期」ヒント、苗を冷凍後植える
話題沸騰 皮ごと食べられる「奇跡のバナナ」の正体<前編>
話題沸騰 皮ごと食べられる「奇跡のバナナ」の正体<後編>
しかも皮が薄くて皮ごと食べられるとかなんとか
これは驚きですよね!
しかし本当にそんな事が可能なのでしょうか?
それが可能なら様々な作物に応用できて、
世界中の農業に革命が起こるような気がします。
たしかに時間をかければ耐寒性はある程度強める事ができると思います。
しかしそう簡単に本質は変わらないと思うのですが、実際どうなのでしょう?
あと皮が薄いとの事ですが、グロスミッチェル種は、本来皮が厚く輸送に適していたはず・・・
結局糖度が高かったり皮が薄かったり、えぐみが無かったりするのは
単に完熟なだけなのでは?と思ったりもするのです(^^;)
実際他のバナナでも熟せば熟すほど皮は薄くなります。
食べ比べの動画など見ても、なぜかもんげーバナナだけ
シュガースポットが出るぐらいまで完熟になっていることが多いですよね。
できれば同条件で比較してほしいなと思うところです。
まぁちょっと厳しく書いてしまいましたが、
実際本当ならこれはかなりすごい事で、今後の発展に期待が持てる技術だと思いますね!。
本も出しているようなので、そのうち読んでみたいなと思っています。
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コメント
グロスミッチェル種もいろいろ種類があるようです。
かつてのアメリカ本土で消費されていたのはビッグマイク種ですね!
絶滅されたとありますが一部残っているようです。
あと台湾バナナ系統やホムトンバナナは現在も生産消費されています。
マイナス60℃まで凍らせても組織とか大丈夫なんですかねー?種子とかなら大丈夫な気はするのですが・・・