先日ハクムック系とナムワ系アイスクリームバナナの見分け方が知りたいと言う問い合わせを頂きました。
↓アイスクリームバナナって何?って方はこちら
年中バナナばっかり見ていると両者は見ればすぐわかるもんですが、
確かに話題にのっかって意味も分からず紹介しているブログも多々あり
画像が入違ってたりもして両者の区別がよく分からなくなっているかもしれません。
ハクムック系アイスクリームバナナとは
Kluai Hak Mulk Naun (Blue Java ICE Cream Banana)
の事で、名前の通り青っぽい果皮が特徴です。
ハクムック系のバナナはどちらかと言うと、料理用系統の品種で
沖縄で料理用バナナとして流通しているバナナがこのアイスクリームバナナにうりふたつです。
料理用バナナなのでデンプン質が多く、完熟になるとかなりネットリとします。
そのクリーミーな食感をアイスクリームとしているのではないでしょうか。
実のところハクムック系アイスクリームバナナは苗を持っていないので、
実際に食べた事はないのです(^^;
でもまぁ、画像で見る限りほぼほぼ同じ物のような気がしています。
実際に沖縄の料理用バナナと食べ比べた事がある人がいたら是非感想を聞きたいですね。
先端部分に少しひっかき傷のようなものが入るのも特徴ですね。
沖縄の料理用バナナでもよく見ます。
続いてナムワ系アイスクリームバナナは
Kluai NamWa nuan Jun (ICE CREAM Banana )
の事で、タイで一番ポピュラーに食べられている”ナムワ”と呼ばれるバナナの一品種です。
ナムワ系には別品種でKluai NamWa nuan(銀バナナ)という品種もあって、
そちらはBlue Javaのような青白い果皮をしていてますが、ナムワ系アイスクリームバナナ自体は
ナムワ系の中で特別青白いと言う訳ではありません。
ただ海外のサイトでは
Kluai Nam Wa Naun Jun’ BLUE JAVA ICE CREAM Banana
の名前で銀バナナっぽい画像も貼られていたりするので、ちょっと謎は残ります。。。
さて、肝心のハクムック系アイスクリームバナナとナムワ系アイスクリームバナナの見分け方についてですが、個人的な見解ですが、
まず大きさと形が違います。ハクムック系の方が大きいです。
そして形は角ばっていて、先端は尖っていません。
ナムワ系はあまり角ばってはいなくて、先端はブラジルバナナほどではないですが、少し尖りがあります。
果皮はどちらもパウダー状の白い粉をまとっていて一般的なバナナに比べると青白いですが、ハクムック系の方が青白いです。
ただこの白い粉は洗ったり拭いたりすると若干落ちるので画像だけで判断できない場合もあるかもしれません。
果実の形で判断するのが間違いないですね。
ちなみに味の方ですが、生食バナナとしての実力はナムワ系の方に分があると思います。
ただネットリとしたアイスクリーム感を期待するならハクムック系のほうが期待にこたえてくれるのかも?ですね(^^)
コメント
ハクムック系アイスクリームは加工用に向いているようです。
ナムワ系アイスクリームバナナはスムージーなどにすると時間の経過で変色しますがハクムック系アイスクリーム(沖縄調理用バナナ)は変色しないようです。
なるほど!加工用に向き不向きで、変色しないと言うメリットもあるのですね!考えた事なかったです!